マロンの食事に関することです。基本的にウチでは自然な食事を与えて行きたいと思っています。
初めのうちは、クレイングラス(乾燥牧草)と健康自然食というペレットをあげていました。生後間もない子ウサギには栄養のある食事を与えてください。と、どこのサイトにも書いてありました。ですが、自然界ではそんなに都合よく栄養価の高いエサが見つかるわけでもなく、ほどほどに栄養が補給できればとペレットを少しだけあげるようにしました。

■ うさぎの健康自然食
本品には牧草、ペレット、ファイバーペレット、グリーンシリアル、にんじんシリアル、にんじんフレーク、とうもろこしフレーク、えんどう豆フレーク、レーズンがブレンドされており牧草、牧草ペレット、アルファルファを使用しました。チャック付きアルミ包装。
■ 新鮮健康牧草
新鮮でおいしいクレイングラスです。 豊富な繊維質で毛球症対策に!細くて長い牧草で不正咬対策に!低カルシウムで尿路結石対策に!低タンパク・低脂肪なのでダイエットに最適! チャック付アルミ包装+脱酸素剤使用。脱酸素剤の使用により牧草の栄養分(繊維質、たんぱく質、ビタミン等)の酸化や劣化を防ぎ、新鮮な牧草の栄養分、香りを保ちます。
とまぁこんな感じでスタートしました。
しかし、よくよく考えてみると、自然界にはペレットなんてものも乾燥牧草なんてものも手に入らないわけで、とっても不自然!と思い、徐々に野菜をあげる事にしました。いろんなサイトを見てみると、野菜は下痢をするとか、栄養に偏りがでるとか、いろいろ書いてありました。確かに、同じものを与え続けるのは良くないとは思います。しかも飼育下では、出された物しか口には出来ません。飼い主が考えてあげなければいけません。
冬場は葉物野菜が多く、いろんな種類が収穫できるのでさほどメニューには苦労しませんでした。それがだんだん春になってくると、収穫できる物も限られてきます。夏場はあまりあげられる物がありません。ってことで!!牧草を自分で栽培する事にしました。チモシーが良かったんですけど、気候的に少し無理があり、春〜夏場の時季って事もありましたが、立ち枯れ(普通に育っていくのに太陽の光が強すぎて葉の先から枯れてしまう)がひどく止めにしました。イタリアンライグラスという種類も試しました。こちらは比較的育てやすく、暑さにも強い種類のようで、スクスク育っていきました。 それからマロンの主食はイタリアンライグラス生牧草と乾燥牧草(クレイングラス)と、おやつに健康ペレットという黄金パターンとなりました
そもそも乾燥牧草やペレットなんて、人間が考え出した物です。乾燥牧草は、冬の間家畜のえさがなくなってしまうので乾燥させて保存したもの。ペレットは小動物がペットとして広まってきた時に簡単に保存できて、気軽に与えられるものとして考え出されたもの。ですので、なるべくマロンには自然に近いものをあげられる様にしたいと思いました。これは、たまたまウチがそういった環境で暮らせる条件が整っていたからできた事なので、現実てきには無理のある飼育方法かもしれません。都会で飼育されている方たちでも、プランターなどを使って牧草育てたり野菜育てたりできますのでチャレンジしてみて欲しいですね。あの食いつき!目をひんむいて(表現が悪いですがw)食べる姿をみたら、もうあとには戻れませんよ。なんとかこの状態の食生活を維持してあげたいと思います。
野菜にしろ、牧草にしろ、育てた者でかなり違いがあります。当然!無農薬。問題は肥料なんですよね。普段、口にしている野菜で、本来の味ではないものがたまにあります。キャベツを生で食べたりするとピリッとしたり、なぜか?苦味があったり。。。。こういったものは肥料の与えすぎによる残留濃度の高い硫酸態窒素と言われているものらしいです。 有機肥料で育てているから安心♪とかそういう問題ではないんですね。牛に牧場に生えている牧草を食べさせたら☆になってしまった。。。ってことがちょくちょくあるそうです。コレは硫酸態窒素による中毒らしいです。この症状は「反すう家畜」に起こる症状みたい。牛がそういった家畜の種類のようです。
うさぎは「反すう家畜」ではないので、中毒症状は発祥しません。と、書かれたHPもありましたので安心はしていますが、やはり!自分の子に食べさせるものですから、確固たる安心が欲しいのです。そこで牧草栽培には、ほとんど肥料は使わず育てています(植物が育つうえではN チッ素・P リン酸・K カリは絶対に必要な栄養素なので、最初の畝を作った時に少量のみ使用。追肥などはしません。)。試験道具なんて持ち合わせていませんので、自分で食べて検査してます(笑。 牧草。。。。食べるとほんのり甘いんですね(^^♪

■食べられる野菜・食べさせてはいけない野菜
食べられる野菜


小松菜・人参・大根葉・かぶ葉・春菊・チンゲン菜・ケール・モロヘイヤ・ブロッコリー・パセリ・レタス・キャベツ・白菜・セロリ・サラダ菜・大葉・ほうれん草(少量ならまったく問題なしです。)などが良いようです。ただし、小松菜・大根葉・パセリ・モロヘイヤなど、カルシウム含有量が多いものは量は控えめにしないと膀胱炎、結石等の病気になる恐れが。。。という話を聞きますが、実際のところどうなんでしょうね???カルシュウムが多い野菜ばかりあげていたらそりゃぁ弊害もでるでしょうけど、たとえばほうれん草との組み合わせで解消されたりするんじゃない??とか思いませんか?人間だって尿結石の予防なんかはおしっこを我慢しないとか、水分をたくさん取りなさいと言われたみたいだし(友人談w)そう考えると、そんなに気にする事も無いのかな!!って思います。色々な野菜をたくさん食べさせてあげる事が良い事のように思えます。バランスですよね。それと、さつま芋・豆類は与えすぎるとお腹がゆるくなる傾向にありますので本当におやつ程度(ひとかけら程度)にしたほうが無難っぽいです。何にしても、たくさん食べて!!たくさん出す!!コレに尽きる気がします。。。。。



食べられる雑草


こちらは出床がしっかりしていないとあげられないです(農薬や衛生的な面で)。ですが、色々と食べても害の無い雑草は意外と身近にあります。代表的なものでは・たんぽぽ・ハコベ・クロー バー・ちち草(たんぽぽを大きく上に伸ばしたような草)でしょうか。。そのほか、ヒメシバ・オヒシバ(写真がないとわかりませんよね。。また来年。。)これらは野菜が途切れてしまった期間、畑で獲ってあげていました。オヒシバなんかはイネ科で、もともと牧草が帰化したものらしいので主食にしていました(これがまたモリモリ生えている。。。)。
食べさせてはいけない野菜


ねぎ・たまねぎ・にんにく・にら・唐辛子・ジャガイモなどが上げられます。ネギ類はよく聞きますね。ウサギに限らずワンちゃんなんかもそうですね。何でも、赤血球を破壊してしまう物質を含んでおり、それによって貧血状態になってしまうようです。ほうれん草はよく言われるシュウ酸カルシウムを形成してしまい、カルシュウムを上手く摂取できなかったりするようですが、実際はどうなんでしょうか。ほうれん草ばっかり100tも食べれば別ですけどw。要は、アクの強いものや刺激のあるものは極力あげないほうが良いということかな?それと、雑草と観葉植物の葉などはあげない方がいいようですね。それから、花系?の草花(アサガオとかすずらんとか)雑草に関しては、衛生的にどうなのか?(ワンちゃんの排泄物など付いてるかも。。。)って事と、農業地域の場合、枯れ葉剤が蒔かれている事が多々あります。観葉植物ではうさぎにとって害のあるものが多いらしいです。何がどう多いのかはわかりませんでしたけど。。
食事に関しては、みなさん色々と意見が分かれるところですよね。ウサギは乾燥牧草とペレットを与えていれば良い。生野菜ばかり食べさせていると不正咬合(ふせいこうごう)になりやすいとか。。。実際のところどうなんでしょうね??。野菜類は水分が多い→食べる量が減る→噛む回数が減る→不正咬合。。。ってことなんでしょうか?? 生の食事をさせていてもマロンの場合は食べる量は多いと思います。生牧草は朝晩刈って与えているのですが、あわせて300gくらいかな?その他に乾燥牧草(少しは食べているみたい)とか生野菜を食べています。なので?大量のおしっこをします。1日おトイレの掃除を怠るとおトイレがおしっこで波なみ!になります。設置してあるお水のボトルはほとんど飲みません。マロンの場合、きちんと自分で調整できているようです。さすがは学校うさぎ!丈夫な子だ。。このまま元気に暮らして行こうね〜



    HOME    





このサイトの写真・文章などの複製・転載することを禁じます。   Copyright (C) 2003-2006 kururin-no-kabuto/kuwagata-souko All Right reserved    

inserted by FC2 system